明日への一歩 - 告知
<食道がん>と宣告されました。
<がん>と宣告されて、病気への不安もさることながら、今後自分がどんな状況に置かれるのか不安を感じました。
<食道がん>の情報や病院、治療法の選択をするにも、専門書以外にインターネット上で公開されている同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。
私も、文章を書くことで、自分の置かれた状況を客観的に観察し、冷静に闘病していこうと思います。
メモ
<がん>と告知されてから、関連する書物、インターネットの情報など時間が許す限り、気力が続く限り読みました。
読むこと自体が、気分的に決して明るくすることはなく、たぶん読み漁った量はそれほど多くはないと思います。
ただ、インフォームド・コンセントが進み、<がん>と付き合っていく上では、患者として最低限の知識が必要なことは痛感しました。
私が読んだ本やインターネットサイトで、頻繁に参考にさせてもらったものを紹介します。

防ぐ、治す食道ガンの最新治療 (健康ライブラリー イラスト版)
- 作者: 大津 敦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
他にもいくつか<食道がん>についての本は読みましたが、『防ぐ、治す食道ガンの最新治療』は、イラストが中心で素人にとっては一番読みやすい本でした。医師との面談後、正しく理解するために頻繁に読み返しました。
『食道癌診断・治療ガイドライン』は、基本的に医療関係者が読む本だと思われますが、症状が治療方針がどう位置づけられているか、効果があるのかを確認する上で大変役立ちましたし、発行日が1年以内であり最新に近い情報だという安心感がありました。
医師との会話の中でも、本に記載されていた内容が、臨床試験が進み別の問題が指摘されるようになっていたり、医療は日々進歩(患者にとっては多少歩みは遅いかもしれないけど)していることを感じたことがありました。
<食道がん>の専門書以外に読んだのは、<がん>患者の闘病記です。
本や雑誌、インターネットサイトかに関わらず、目についたものは基本的に何でも目を通しました。
闘病記の唯一の条件は、元<がん>患者であることだけでした。
この本は、発売当初話題になった時に購入していたもので、1度読んだ後ずっと本棚の片隅にあったものでした。
<がん>が分かったとき、棚から引っ張り出し何度も読みました。
年齢も性別もがんの種類もステージも違いますが、一番勇気づけられた本です。
インターネットでまず参考になるのは、医療機関のサイトです。『国立がんセンターの「がん情報サービス」』と『癌研有明病院の「がん・医療サポートに関するご相談」』は素人にも分かりやすく説明してくれています。
あと、インターネットサイトで何回もアクセスしたのは、『がん病棟からの脱出』というサイトでした。
<食道がん>患者の闘病記で、放射線化学療法でいわゆる5年生存率をクリアされた方のサイトです。
どんな困難があったのか、どう対応したのかとか、それに他の方の闘病記も掲載されていて生の声を見聞きすることができます。
特に、放射線化学療法での治療を考えていたときは、頻繁にアクセスしました。
<がん>の症状も捕らえ方も治療も本当に人それぞれ。
情報をそのまま鵜呑みにすることはないけれど、どれも貴重な情報でした。時には情報に接することでがっかりしたり、絶望したりしたこともあったけど、それ以上に勇気付けられました。
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